保全生態学者・思想家・随筆家。
連邦政府森林局森林官、ウィスコンシン大学教授を歴任。
1887年、アメリカ合衆国アイオワ州生まれ。1948年死去。
 
著書に Game Management（Charles Scribner’s Sons, 1933年）、A Sand County Almanac: And Sketches Here and There（Oxford University Press, 1949年）。
 
死後刊行された A Sand County Almanac: And Sketches Here and There は環境問題への関心が高まる1970年代に再評価され、1978年にジョン・バローズ記念協会よりジョン・バローズ・メダルを受賞。12カ国語に翻訳され、200万部を超えるベストセラーになった。同書内で提唱された「土地倫理（Land Ethic）」は環境倫理学（Environmental Ethics）の礎を築いた。
 
The Aldo Leopold Foundation公式サイト：
https://www.aldoleopold.org

比較文化論。名古屋工業大学大学院教授。
東京大学大学院総合文化研究科修了（学術修士）。
 
共著に『あめりかいきものがたり　動物表象を読み解く』（臨川書店、2013年）など。
訳書に『生態系サービスという挑戦 -市場を使って自然を守る-』（名古屋大学出版会、2010年）、『科学史から消された女性たち』（工作舎、1992年）など。
論文に「文化の巨人・小島烏水における研究の力」（『比較文學研究』、2017年）、“Vision or Creation? Kojima Usui and the Literary Landscape of the Japanese Alps”（Comparative Literature Studies, 2002年）、「「別世界」としてのケープコッド：ソローが地の果てに見たもの」（『アメリカ研究』、2001年）、「アルド・レオポルドの「土地倫理」とアメリカン・ネイチャーライティング」（『名古屋工業大学紀要』、2001年）など。
映画“Green Fire: Aldo Leopold and a Land Ethic for Our Time”（2011年。エミー賞受賞作品）の日本語字幕監修。